ドラマ「大奥」幕末編 最後の大奥総取締役に古川雄大、愛希れいか・瀧内公美の出演も

左から古川雄大、愛希れいか、瀧内公美。

よしながふみ原作によるTVドラマ「大奥」のシーズン2「幕末編」に、古川雄大、愛希れいか、瀧内公美が出演する。

古川は最後の大奥総取締である瀧山役。阿部正弘に見いだされ、将軍・徳川家定に仕えるため大奥入りすることになる。瀧山が仕える家定を演じるのは愛希。家定は徳川幕府13代将軍で幼少期から実父の虐待に苦しみ、不遇な人生を送ってきたにもかかわらず、美しく聡明で現実を受け止める芯の強さを持つ人物だ。瀧山を見出す阿部正弘役には瀧内が決定。正弘は徳川家康に影武者として仕えた阿部正勝の子孫で家定からの信頼も厚く、寺社奉行から老中へと出世を果たしていく。3人からはコメントも到着した。

「大奥」は男子のみを襲う謎の疫病が国中に蔓延し、男子の数が激減した江戸時代を舞台にしたSF時代劇。今秋に放送されるシーズン2では吉宗の志を継いだ若き医師たちが、赤面疱瘡の撲滅に向けて立ち上がったその後や、女将軍をはじめとした幕府の人々が、江戸城無血開城のために奔走した幕末・大政奉還の物語が初めて映像化される。

古川雄大(瀧山役)コメント

シーズン1を一ドラマファンとして拝見していたので、よしながふみさんの原作で描かれる人間ドラマに強い感銘を受け、今作に出演できる喜びを心から感じております。
瀧山は身を売られた過去を持つも、運命的な出会いによってその後、大奥総取締まで上り詰めた頭脳明晰で武術に長けた男です。
人を見抜く厳しい目を持ちますが、自分が認めた人物にはとことん愛情を注ぎ、天然で少し可愛らしい面もあります。
原作において重要な役割を担う瀧山という役に向き合うにあたり、スタッフの皆様に沢山話し合いの時間をかけていただきました。
撮影までのすべての工程を綿密に、そして高い熱量で推し進めていく「大奥」チームに、改めて身が引き締まる思いでおります。
時代劇でありながら現代にも通ずる問題が描かれているのも大きな見どころのひとつです。魅力あふれる瀧山を丁寧に演じ、皆様の心に響く作品になりますよう精進して参ります。ご期待下さい。

愛希れいか(徳川家定役)コメント

徳川家定を演じさせて頂きます愛希れいかです。
原作、シーズン1共に楽しませていただいていた作品に、私が出演することができるとは思っておらず、お話をいただいた時は大変驚きましたが、同時に夢が叶ったと思える瞬間でした。改めて、これだけ多くの方に愛されている「大奥」に出演させて頂けること、身の引き締まる思いです。
己の定めを受け入れ、人生を諦めかけているところに、自分を守ってくれる家臣達、そして愛する人との出会いで笑顔を取り戻していく家定を、心を込めて精一杯演じたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

瀧内公美(阿部正弘役)コメント

阿部正弘を演じます、瀧内公美です。「大奥」シーズン2に参加させていただけますこと、大変嬉しく思っております。台本を読み、心が温かくなるお話にポロポロ涙が…。愛すべき阿部ちゃん、お喋り大好き阿部ちゃん、阿部の忠義を見せねばなりませぬ! 一所懸命に演じます。

ドラマ10「大奥」Season2

NHK総合:2023年秋放送

原作:よしながふみ
脚本:森下佳子
音楽:KOHTA YAMAMOTO
制作統括: 長谷知記、藤並英樹
プロデューサー:舩田遼介、松田恭典、舟橋哲男
演出:大原拓、末永創、川野秀昭、木村隆文